施工事例

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2026.04.20

イカツイボンネットのアルトワークス

圧縮圧力が弱い理由

エンジンを分解していきます。



ホースに残ったクランプ跡を見る限り、クランプ手前の部分が錆びているのが分かります。




タイミングベルトは交換します。


オルタネータがキレイです。




タイミングベルトテンショナーのベアリングシールが劣化しています。


ウォータポンプもキレイです。


外したエンジンパーツが色鮮やかです。


ヘッドカバーの裏側もキレイです。


外側にはキレイな部品が多かったですが内部は汚れています。


オイルの選択と管理が重要である事が良く分かります。


容量の多いインジェクターを使用しているだけあって、インテーク側のピストン表面がだいぶ洗浄されてアルミ肌が見えています。


シリンダー内径は新品の頃より0.02mmプラス程度の摩耗量です。


シリンダヘッドの状態からもピストンリングの固着とオイル穴は完全に塞がっていると想像出来ますが、ブロック自体は再使用出来そうです。


ピストンとリングは交換します。


問題はシリンダヘッドです。


オイル消費しているので、全体的に炭化物が附着しています。


容量の多いインジェクターのお陰で煤も付着しています。


オイル消費と燃料過多のダブルパンチです。


分解作業を進めていきます。












カムシャフトが外れました。


残念ながらカム山が削れていました。


ツインカムはほとんど見かけないので、シングルカム車の方が万人向けであった事が良く分かります。


EXマニホールドが割れていました。








割れてしまう事はよくある事なので特段問題は無いのですが、フランジまで到達しているので溶接後の面出しまで考えると、とりあえず在庫品を使用します。


https://youtu.be/wHRUCc3uNpQ


燃焼室に石けん水を吹きかけEX側からエアーを送っている動画です。
1番と3番は辛うじて石けん水が残っていますが、2番はマニホールド側へすぐに落ちていっています。
バルブの気密不良による圧縮圧力の低下である事が良く分かります。




スプリングも交換です。


インテーク側はさすがにキレイです。






バルブシートが光っているので、バルブと接触しているのが分かります。


EX側は真っ黒です。






3番のバルブガイド近くが湿っています。ステムのオイルシール劣化により、オイル下がりも発生していると想像出来ます。


あまりに黒すぎて表面の確認が出来ていませんが、一応再使用予定です。

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