施工事例

2026.03.06
トラブルシューティング
2-1 エンジン不調の原因「スバルのレガシィB4」
インプレッサRAのクラッチ交換、インプレッサWRXの燃料漏れ修理、ジムニーのエンジン載せ替えに続く備前さんからのご依頼第四弾がレガシィB4のエンジン不調修理。
28日にキャリアカーで運ばれて来た時は1気筒死亡した感じではありましたが、エンジンは掛かっていました。
イグニッションコイルとスパークプラグを用意し、空いた時間に交換する予定で1週間ほど放置しておいたら、エンジンが掛からない・・・⁉
とりあえずイグニッションコイルとスパークプラグを新品へ交換しておこうと作業を始めると、同じ形状のキレイな社外コイルに同じRXプラグが装着済み・・・
どうやら1年以上前に備前さんの所に入庫した当時、同じような作業を実施していたみたいです。
仮に、この事を知っていたとしても、同じように新品のコイルとプラグに交換していました。それは新品でもすぐに駄目になった経験があるからです。
1気筒死んでいる状態であれば復活の望みもありますが、爆発の気配さえ起らない状況なので掛かる事はまず無いですが、外した新品同様のコイルとプラグであればアースさせてセルを回せば火花が飛ぶか飛ばないかの判断は十分出来ます。
4本「個」全て火花が飛ばない様であれば、クランク角センサー等の電装系を疑いましたが、新品同様のプラグが1本死んでいた事が判明しただけで、後は4気筒全て火花が飛んでいる事を確認。
そうなると疑うは燃料系です。
ガス欠の可能性も十分ありますが、新品同様のイリジウムプラグが1本死んでいる事から、インジェクター不良も視野に入って来ましたが、先ずはフューエルポンプ不良による燃圧異常を最初にリセットします。
前にインジェクション仕様の隼をアリストのフューエルポンプでエンジン始動させたのとは反対に、隼のフューエルポンプでB4のEJ20エンジンを掛けて見たいと思います。アイドリング程度であればアルト用でも問題無いとは思いますが、アルト用の1.5倍ほど吐出量のある隼用の方が安心です。
配管と配線をセットし、来るはずのB4タンクからのフューエルホースは、とりあえず空のバケツへ。
隼ポンプの電源をオンにし、ダンパーを介さずにデリバリパイプからインジェクター、そしてフューエルプレッシャレギュレータを通過し、使用しなかったガソリンが隼ポンプが沈むバケツへ。
上手に漏れる事無く循環している事を確認しエンジン始動。
数秒セルモータが回っただけで勢い良くエンジンが始動!
入庫時の不調など嘘の様な雄たけびを上げながらファーストアイドルを開始したEJ20エンジン。
https://youtu.be/eKK_j_dQ_3E
その後、水温が上がるに連れ上手にアイドリングを下げて安定したアイドリングを開始。軽く空ぶかしさせても上手に作動しているISCのお陰で、ゆっくりとアイドル回転に戻って安定している様は、まさに絶好調!
これでインジェクターもプレッシャレギュレータも特段不調ではない事も確認。
メーターがおかしいのもECUではなく、メーター本体である事も確定。
一気にゴールに近づいた日となりました。
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