施工事例

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2023.08.31

青いハヤブサ

始動後のリフレッシュ

エンジンが無事に掛かったので、とりあえずエンジンオイルを交換。


ラジエターのリザーブタンク内に見えるクーラントの色が・・・


というわけで、続いてラジエータ液の交換「クーラントの交換」。


ロアホースを抜き放出。


高圧洗浄機を用いて水路の垢を洗い流すイメージで洗浄します。


キレイになったところで、クーラントを補充し本日は終了。


9/1



夜中掛けて抜けたエアー分、減ったクーラントを補充しエンジン始動。
あらためて問題無いかを見ながら、電動ファンが回る事を確認しエンジン停止。
エンジンの方は次の段階へ進みます。


9/12

クラッチフルードの交換












こよりを作ってブリーダーに差し込み漏れが無いか確認します。


9/15

始動確認後、再び外しました。




アルト同様、ハヤブサくんのインジェクターも洗浄に出します。
どの位の噴射量なのか気になるところです。


9/19

デリバリパイプを分解しOリングを外していきます。


アルト用に比べ、かなりシンプルな作りです。


インジェクターもそうですがスペースが限られているせいでしょうか。


どうやらバラバラにしても間違う事は無さそうです。


見た限りキレイな状態ですが、垢は付いているはずなので、モチュールのフューエルクリーンに数日漬け込んでおきます。


9/23



4日ほど漬け込んでおきました。


9/26

インジェクターが洗浄屋さんから帰って来たので装着していきます。


真空パックで帰って来るので、在庫として置いておく事も可能です。


3.0Kの燃圧で約290ccの噴射量です。
アルトの純正が250cc位なので1.2倍ほど噴射しています。
寸法が同じなら試して見たいと思わせる数値ですが、残念ながら全くの別物です。


垢の取れたデリバリパイプとホルダー。


純正部品も揃いました。


新品となったフューエルポンプASSY。


最終的にミノムシの様な姿となります(笑)


パイプのOリングは全て新品です。


ポンプにブラケットを仮止め。


とりあえず装着付近にポンプを置きます。


カシメクランプだったフューエルホースの組付け方を思案します。


方向性が見えて来たので一度ポンプを戻し、デリバリパイプも外します。




いよいよインジェクターを開封しOリングやグロメット&クッションを装着していきます。


アルトは写真の様にクッションはインマニ「スロットルボデー」へ組付けておくのですが、どうもハヤブサは、この状態だと上手に進入出来ませんでした。


洗浄屋さんに気筒番号を入れてもらいました。
インジェクターも個体差があるので、新品でも噴射量が微妙に違います。
今回、成績表をもらっているので、その微妙な噴射量の違いが明確に分かっている状況です。
この分かっているインジェクターが何本もあれば、なるべく近いモノを揃えて見たり、両端と内側で揃えて見たりと、こだわる方には嬉しい情報です。


とても見づらいですが先の針が星形形状なので5箇所から噴射されるイメージでしょうか。
12穴等が開いている多孔ホール型よりも古いタイプのインジェクターだと思いますが、アルトの純正は星形では無いと思うので、霧化を促進させる工夫が成されている位ということなのでしょう。










グロメット。


グロメット装着。


Oリング。


Oリング装着。


クッション装着。


クッションが外れました。


デリバリパイプにOリングを組み付けていきます。






パイプとホルダーが合体。


スロットルボデーへ装着します。












上手に装着出来ました!




フューエルホースを繋ぎながらポンプを固定します。


スロットルボデー側もボルトを通し、位置が決まったところでブラケットのボルトを固定。






新調したフューエルホースの長さも良さそうです。


位置が決まった所で再びポンプを外します。


そしてミノムシの様な姿になるべく、専用のスポンジケースの中へ。


キレイに収まりました(笑)


ホースのクランプはカシメ式からネジ式へ変更。


そして三度、所定の場所へロックオン。


ようやくポンプが装着されました。


フューエルホース。


タンクを組み付ける準備を開始。


タンク装着。


フューエルホースを繋いで本日は終了。
また明日です。


9/27

エアクリーナBOXを仕上げていきます。
隼は走行風を利用したラムエアーシステムを採用しているので重要な役割を担っています。


アッパカウルから導かれた空気は、貫通しているフレームを通るため、エアクリBOXがフレームに密着する必要があります。


気密性を高めるためにスポンジが装着されていますが・・・


経年劣化したスポンジ。
この感触はスポンジタイプのエアクリーナフィルタによく似ています。


しっとりとした感触なので丸められます(笑)


ここまでキレイにすれば大丈夫です。


スポンジはコロコロと取れますが、糊は意外と頑固です。


ここから空気が導かれて来るのですね!
裏側にダイヤフラムが装着されています。


エアファンネル。
外側よりも内側の方が長いのが分かります。
ホリゾンタル型「水平」の直キャブの場合、外側の方が空気を吸いやすく、内側の方が吸いずらいみたいで、隼の様に長さの異なるファンネルを装着したバイクを見た事があります。
エアクリーナBOX内でも同じ現象が起きているのですね。

ファンネルは短いほど高速仕様だと聞かされていたので、私のR子ちゃんは一番短いモノを装着していました(笑)
当時、ホンダのRVF750「RC45」を購入した友人が、レースキットパーツカタログを見せてくれた事があるのですが、なんと可変エアファンネルだったのです。
高回転になるにつれて短くなるエアファンネル。カッコ良すぎです!




問題無いとは思いますが、一応位置を確認。




内外どちらもキレイに清掃しました。




スポンジの品番。






スポンジ装着。


エアクリBOX裏のダイヤフラム。いつでも全開って訳では無さそうです。


緑色をしているのでアルトと同じなら温度センサーです。
BOX内の温度によって燃調を補正している様です。
熱いとか寒いというよりは、数値をECUに伝えていると思います。


エアクリBOXを装着していきます。




イイ感じに密着しています。


しっかりとハマった事を4気筒とも確認しネジを締め込んでいきます。


フィルタは新品交換。


吸気効率の良い社外品もありますが、スパークプラグがイリジウム等では無く、ただのレジスタープラグだった事を知り純正にしました。


フィルタの品番。


普通のレジスタープラグでも実測で300kmを超えるスピードで走れる事に衝撃を受けました。スピードメーターの針も凄いトコ指していますが、タコメータの回転数も凄いトコ指してます(笑)
この事実を知ってしまってから、ヤシマ号もレジスタープラグです。って元々レジスタープラグなのですが・・・(笑)
やはり排気ガスの低減が一番の目的なのかも知れません。


上蓋のクッション材が元気過ぎて密閉してはいますが、閉まり切らない位置に居ます。




ブローバイガスのホースを差し込みます。


ブローバイホースの横にプレッシャセンサーが装着されます。
アルトはサージタンク内の圧力を計測していますが、隼はインテークパイプ内の圧力を計測。
圧力センサーの数値がインジェクター噴射量「時間」の基本となります。緑色の温度センサーは、この基本に対しての増減です。


EGR「排気ガス再循環装置」ホース。


EXマニホールド内に設けられた穴からパイプ内を通り、


EGRコントロール質へ。
アルトの場合、F6Aの頃のMT車はエンジン負圧に応じて開閉。
AT車はソレノイドバルブを設け、もっと緻密にコントロールしています。
隼はどうでしょうか?

元々、排気温度を下げNOX「COやHCに並ぶ有害ガス」を低減させる事が目的です。フレッシュエアーでは無いので、どちらかというとパワーダウンする方向の装置なはずですが、この性能です!


EGRパイプ無事に装着。


1本は空気の出入り口で、もう1本がガソリンをこぼしてしまった時のドレンパイプです。






タンクを降ろした時にフューエルホースが潰れたり、擦れそうなところに干渉していないか十二分に確認し作業完了。



9/28

最難関だった燃料系の修理も昨日で無事に完了!
本日はブレーキフルードの交換をしていきます。


先ずはリヤブレーキから。






エンジンオイルだけでなくブレーキフルードもモチュールです。
DOT4LVのLVは、極低温時でも流動性が良いフルードで、最近のクルマに多い自動ブレーキに対応していると担当さんが話していました。




一度、アルトでリヤブレーキのブリーダ先端が錆びていて、締めたつもりでも錆びが邪魔して閉まり切らない状態となってしまい、ブリーダ先端から極少量のフルードが流出・・・
試乗明けの翌日、やけにフルード臭いと思ったら、ホイール裏とリヤブレーキのバックプレートがフルードでベチャベチャに・・・

そんな事件があってからは、ティッシュペーパーで細長いこよりを作りブリーダに挿入!全ての作業が終わるまで挿しっぱなしとする事で、漏れの確認をしています。
何度かこよりを越して濡れている「漏れている」のを発見出来た事があるので、古いクルマやバイクにはおススメです。


続いてフロント。


カウルが装着されていないとエンジンがお目見えしますが、油冷エンジンに比べると飾り気のない姿です。




フルードに侵されてしっとりしていますが、水洗いだけでもかなりキレイになります。フルードは湿気を吸うと沸点が下がってしまうので、完全乾燥後に組み付けます。










無事に左右共交換完了。


もちろんフロントもこよりです。





フルード交換作業が終わったので可動部分やゴム部品を給油していきます。


そして各部増し締め。
特に人の手が入ったトコロは念入りに確認しておきます。


続いてはドライブチェーンの洗浄と給油。
ラチェットでプラスネジを緩める事が多くなりました。
押す力と回す力が低減されます。


この隼をやるために購入しました。


モチュールの洗浄剤と給油剤です。


走行距離が圧倒的に少ないので交換の必要は無いと判断。
ただ、ゴールドチェーンの面影が・・・


ゴールドチェーンはOリングが組み込まれています。ゴムを侵さない溶剤として私的に絶大な信頼があるモチュール製品を選択しています。


洗浄剤をブラシに塗布しチェーンをゴシゴシ。


気が付いたら夜になっていましたが、その甲斐あってゴールドチェーンであると分かる位キレイになりました。


洗浄剤を拭き取ったウェスが真っ黒です。


続いて給油です。


このチェーンにも附着していましたが、グリスっぽい感じは一切ありません。
クリアーの塗料の様な透明感です。
粘度は、拭き取るのが困難だと感じる位なので、タイヤやブレーキ回りには、絶対に塗布しない様に注意が必要です。


写真では分かりづらいですが光沢感がハンパないです。


1300CCのチェーンを1台やった位では全く終わりそうもありません。
昔から色々と試して来ましたが、モチュールが最後になりそうです。



アルトにも使われていそうなクリップ。
割れてしまったりと経年劣化が進んでいたので、このあたりの部品も新調しました。




今日はここまで。あともう少しです。


9/29

小さなクリップの品番。




こちらはフューエルタンクを開けた時に支える棒を収納する際に使う部品です。






こんな感じです。


これで一通り作業は完了!
車検の準備を始めながら、10年ぶりに復活した隼の試乗です。


ついに来ました、この時が!


やっぱバイクはイイですね!

試乗まで含めた作業風景をYouTubeに公開しています。
https://youtu.be/DaO8N8BoBRw


結局、完成が冬まじかの秋となってしまったので、車検はひと冬越した春に決定!
とりあえず形にして一度、納車です。

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