施工事例

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2025.05.10

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4-15 車検と納車準備

4/18
無事、車検に合格したワークス。
いよいよ納車に向けた準備を始めます。

入庫時はとてもキレイだったワークスでしたが長野県の冬を超える間に屋根のクリアー剥げが発生・・・
先ずはここを補修していきます。





よく塗装のボカシポイントとなる箇所もコートが剥がれたのか露わになってしまいました。
ここは磨きで目立たなくなくなるので磨いていきます。





透かした時に見える模様も目立つ様に。







そのあたりも磨きで目立たなくしていきます。



純正オプションだったリヤウィング。
新車の納車整備で穴を開け装着した記憶が残っています。
再塗装していなければ、こんな感じだったはずです。



4/20
何故かブーコン調整が効かない・・・
効かないと言う言葉は語弊があります。
セット値やゲイン値を上げて行くと加速が鈍くなり軽快感が失せる。
ユニットに挿すホースを間違えるとこんな感じになるのかもと確認したが問題無し、というわけで使い倒したヤシマ号のユニットとメーターに交換。
セット値15%のゲイン0%でスタートブーストを0.5に設定。
「ちなみに不調となった時と同じ数値です」

ターボが効き出した瞬間から分かる加速感というか軽快感の違い。
一般道では昨日までの上限である0.82を超える事は無かったですが、調子を崩す事とは一切ありません。

体感だけでも十分とは思いましたがどの位上げればリミットの1.10まで上がるか試す必要があるので、その足で高速へ!
負荷の掛かる登り坂まで我慢し安定した過給圧グラフを見ていられる4速でアクセル全開!
吹け切るまでブン回し5速全開時のグラフも確認する予定でしたが早々とリミットブーストに到達。

セット値15ではブースト圧に変化が生まれなかったので倍の30。
ゲインも20まで高めスタートブーストも0.3へ下げての試乗でした。

とりあえず調整出来るようになったのは大収穫。
アクチュエータトラブルも疑っていたので一安心ではありますが
一応、新品のブーコンなのです・・・

ユニットかメーターかどちらの不具合か見極めて
メーカーに相談してみます。

純正のタービンなので高回転域のモアパワーは求められません。
その代わり3000回転から始まる軽快な加速感はブースト圧力の数値では計れない領域かも知れません。
試乗した感じではセット15%のフィーリングが良好だったので、最大ブースト値が低かったとしても3000回転~5000回転間の軽快な加速感と、そこからリミットまで回した時の自然な回し切り感が味わえた方が気持ちがイイ!

ターボ車というよりNA車のフィーリングに近づけた方が楽しめる。
そんな風に思える特性がこのワークスにはあります。

メータ前のブーコンはこのワークス用。
スマホホルダに仮止めされているのがヤシマ号のブーコン。
数%刻みでロー/ハイ共にセットアップしてあったのですが、今回外した事でオールクリアに・・・
やはり一度休めと言っている様に感じます(笑)

元々、調整式のアクチュエータ派でしたが、強制的に低速域からドカンと圧力を掛けれたり、効き出しの力強さも調整可能。低速域で強めると負けて下がってしまうのをゲインで落ち込み量を調整する事も可能。
そんな事が出来るブーコンですが、一番はヤシマのヘッドガスケットを2回飛ばして学んだリミット制御(笑)
ヤシマは1.3㌔を超えたあたりで飛んでしまうので、当時はリミットを1.29にセット。「今は1.15㌔でした」
更に達した瞬間に減圧させる機能まで付いているので最大減圧20%にセットして雪道を走らせています。

勾配がキツく40個以上カーブやコーナーがある雪道を走っているので、
低速域で最大の力が得られる様にセットアップしていました。
その結果、長めの直線で時速80㌔以上になると極端に加速が鈍くなるという症状が出ている事をつい最近知りました(笑)
よっぽどローブースト設定で走った方が余裕で80㌔以上出る事も判明(笑)

どこに趣きを置くか!
そこを最高に楽しめる仕様に出来れば、他の部分は相殺出来るはずです。
ヤシマの時速80㌔問題も直線を飛ばしたいわけではないので笑い話で終了。
そんな風にブーコン一つで求める特性に近づける事が出来るのは凄い事です。


4/30
ジムニー用で購入したブーコンからバルブユニットを拝借し装着。
とりあえず新品装着で復活したので一安心。








溶接し固定出来たのは良かったのですが振動が異音に繋がってしまったので、マウンチングの硬度を90から70へ変更。
無事に異音が消えて良かったです。





唯一、残念なのが車高が低い事によるフロントパイプと地面の接触。
道路を走行している時ではなくリフトの段差と工場の出入り口での事なので、そんなに心配はしていませんが、道路から飛び出したマンホールや勾配のキツイ場所では注意が必要です。


5/10

ボデー全体を磨きガラスコーティング。

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