施工事例
2025.01.06
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4-11 試乗再開
の前にハーネス変更による弊害を克服していきます。
本年もよろしくお願いします。
先ずはオルタネータハーネス。
この形状のカプラは前期のツインカムに採用。
熱で溶けているモノが大半なのですが奇跡的に正常な状態のハーネスを1つだけ在庫していました。
が、ラジエータのファンスイッチ用のカプラが無い・・・
シングルカムはインジェクター等のエンジンハーネスに組みこまれていますが、ツインカムはオルタハーネスのはず。
そう言えばフロントパイプの排気ガス温度センサー用のカプラも無い。
これはアルト用ではなくセルボ用の可能性が高い!
確かSR-FOURの前期もこのカプラ形状だった様な・・・
と言うわけで用意したのが整備書に付帯している配線図。
ふむふむ。
排気温度センサー用と共にファンスイッチ用の配線もカプラに組みこまれていました。
O2センサを装着。
フォグランプユニットのハーネすカプラも防水カプラへと進化。
とりあえず乗れる状態となったので試乗再開です。
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室内灯の接触不良。
左ウインカーがハイフラ。
ディマースイッチのライト&ウィンカー側のレバーガグラグラ。
水温計が低い。「ヒータもヌルい感じがする」
走行中ギャップでリヤが跳ねる。
アイドリングが下がる。
アイドリングからアクセルの開け始め付近が絶不調だった当初からは比較にならないほど乗り易くなるのだからクルマは正直です。
当たり前のようにアイドリングをしアクセル操作に対して忠実に反応。
3000回転から始まるターボパワーはF5B用のファイナルギヤとの組み合わせによって、660のワークスとワークスRとも違う加速感を演出。
特に5速のフィーリングは高速道路走行を視野に入れたであろうK6A用とは真逆の発想。
1速から5速までいつでもターボパワーを味わえる仕様。
ブーコンの調整なしで0.8Kほどですが、私的には十分すぎるほどです。
まさに軽くて速い!
当たり前の走りが出来る様になったところで、それ以外の当たり前ではなくなっている部分を冒頭で書き出してみました。
先ずは室内灯。
規格よりも大きなLED電球のお陰で金具が折れていました。
とりあえず在庫品を使用しましたが直すか探すかする必要があります。
この型のスモール球カプラのツメ、みんな劣化で割れています。
試乗前の点検では点滅していたウインカー。
LEDに変更する時に確認する予定でしたが、それまで待ってくれませんでした。
スモール球カプラか、違うヒカリモノを埋め込んだお陰か水分の浸入を許してしまっています。
跳ねちゃって仕方のないリヤのアブソーバ。
550時代の当時は青色だったのか、白色の記憶しかない私には新鮮に見えるスズキスポーツ製です。
在庫品のストリート用よりもショートストローク化されています。
ダイヤルが8と最強位置だったので調整で多少良くなる可能性もありましたがスプリングもバネレートが高そうなモノが装着されいたので一緒に変更しました。
フロントも変更。
私が試乗するための様の足回りなので試乗が終われば元に戻します。
ちなみにシートとハンドルも変更しています。
サーモケースに水温センサーと水温計用のセンサー。
反対側にファンスイッチとエアコン用のセンサーが装着されています。
とりあえず在庫品を使用しますが、センサー類新品に交換予定です
アイドリングが一度落ち込み徐々に上がる症状の改善方法は、
ISCの制御枠から外れている時の方が高い特性を生かし、ある一定の時間だけ外れる様に調整すると一度1500回転位でアイドリングし徐々にISCによって目標アイドルまで下がる様になります、
私はこの徐々に下がっていく感じが好きです。
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試乗用に装着した足回りによって車高もアップ。
そしてタイヤもスタッドレスに変更。
これで長野県の冬でも問題無く試乗出来るはず。
それにしても4WDに乗り慣れてしまっている私には異次元の軽さと加速力です。
諸元表では20㌔程度しか660のRS/Xと重量が違わないのですが、ファイナルギヤの違いによって、3000回転から始まる加速力とスピードのノリがヤバイ!
アルトの楽しさが凝縮された1台なのは間違いありません。
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ヤシマ号の倍近く軽快なので通勤だけでも楽しい時間を過ごせる550アルト。
シートとハンドルも試乗用に変更。
地面が見えるほどサビていました。
ブーストコントローラを装着しましたが、必要ないと感じるほどの軽快さです。
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