施工事例
2023.12.04
カマちゃんワークス
在庫車両を調べる
修理依頼を受けたワークスの腐食度合いが再生不能レベルに達していたため、
在庫品の中から良さそうなワークスの状態を撮影していきます。
遮音材を剥がす前の状態はまずまずですが、確実にフロア4隅は修正の必要があるはずです。
リヤスプリングが装着される付近のボデー側は腐食が少なそうです。
これならサイドメンバー修理時に活躍出来そうです。
リヤフロアもお約束の箇所に腐食が見受けられますが、この位なら軽症です。
遮音材を剥がした状態ですが、意外とキレイに感じます。
これなら必要最低限の腐食修理で復活出来そうな雰囲気が出て来ました。
サイドシルも腐食してはいますが、まだ穴が開いていないので良しとしましょう。
リヤのトレーリングアームが装着される大切なフレーム部分です。
お客さまが持ち込んだ修理車両は、リフトアップ後に自重を支えきれず。ここに亀裂が生じてしまうほどの腐食っぷりだったので、直すにはパイプフレームの様にパイプを張り巡らさなければならない事を伝えたところ、予算外となるので却下。
最終的にこの在庫車両に落ち着きそうです。
ここはお約束の腐食ポイントです。
ココだけは絶対に外せない部分なので、左右とも修理と補強を実施します。
フロントのタイヤハウス。
右よりも左の方が錆びていますが、左は新車当時の状態のまま。
右側はキレイな様に見えますが、何とも怪しい盛り上がり方をしています。
フロア後方。
ここでも左側は新車同様の状態ですが右側は・・・
今までの経験上、とりあえず車検を通すための応急処置をされたクルマしか見た事がないので、多分右側の腐食が酷い可能性があります。
室内側を今一度確認して、修理の必要の有無を見極める必要がありそうです。
続く
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