施工事例
2024.08.05
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3-2 クーラント吹き返し修理
エンジンを降ろしていきます。
ロアアームボールジョイント左右ガタあり。
シフトワイヤーブッシュ切れ/ゴムカバー破れ。
エンジンが降りました。
ヘッドカバー締め付け部破損。
インテーク側のピストンヘッドがキレイなのは燃料を多く吹いているから。
浸入していると洗われてキレイになっているので浸入は無し。
そうなると逆に汚れている箇所が怪しいと言う事で2番の赤丸部分。
そして1番の赤丸部分が怪しいです。
ブロック、ヘッド共に歪みは範囲内だったので、キレイにして強化品のガスケットを組付けて行きます。
ヘッドガスケットはF6Bでお世話になったフォレストエンジニアリングの1.35㍉。
同時交換を依頼されたクラッチはエグゼティの強化品。
ウォータホースは一部クランプと共に交換。
凹んだ部分を軽く修正しキレイに仕上げたオイルパン。
ストレーナを洗浄後、オイルパンを組み付けてエンジンは終了。
ミッションを外しクラッチを交換していきます。
翌日、エンジン搭載。
傷んでいたフューエルホースを交換。
納車してすぐにエアコンベルトが切れるアクシデントが・・・
当初は付け忘れも想像したのですが、間違いなく組み付けた事が写真に残っていました。
ブーストを上げて行くとブーストカットの様な症状が出てしまい、1.0㌔程度での試乗しか出来なかったのですが、0.8㌔位でも吹き返していた症状は完全に改善され全く吹き返す事なく試乗を重ね修理完了。
大切なお客さまのクルマを傷つけてしまう大失態だけでなく、納車後のエアコンベルト切れ・・・
にもかかわらず、最後までお付き合いいただいたお客様には感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
8/24
違う車の話ですが、オーバーヒートで入庫して来たダイハツの軽トラ。
ヘッドガスケットが完全に抜けてしまったので、クーラントの香りがする白煙をマフラーから排出。
原因はサーモスタットだったのですが、調べるためにF6A用の新品とK6A用の中古サーモを一緒に熱湯の中へ。
すると新品のF6A用はキレイに全開していたのですが、中古のK6A用は設定温度がF6A用より低いにも関わらず中途半端な位置で停止。
ちなみにダイハツ用は全閉のまま。
交換したと話されていたサーモスタット。
もしまだ持っている様でしたら、試してみる価値はありそうです。
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