施工事例

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2026.02.17

ホンダ ゴールドウィングのサイドカー

エンジンが掛かる条件

先日、条件が整えばエンジンが掛かるかも?
とお話しましたが、その1つがバッテリーです。
特に久しぶりのエンジン始動には勢い良くセルモーターが回り続ける事が必要です。

電装系の部品をお願いしている近くの電気屋さんに、昨日の内に頼んでおいたので、朝イチで到着。「アマゾンよりも速いです(笑)」


セルモーターが元気に回る様になったので、次の条件であるスパークプラグが良好な火花を飛ばすか確認します。
写真を撮り損ないましたが6本ともイリジウムらしいキレイな火花が飛んでいました。出来れば修理中は燃料過多による死亡確率が高いイリジウム系ではなく、タフなレジスタープラグの方が何かあった時、疑う必要がないのでおススメです。

そして3つ目の条件がキャブレターが過度なオーバーフローをしていない事。

基本的なところでエンジンオイルとクーラントの量は確認するのですが、燃料タンクがキャブレターよりも上に装着されているバイクにありがちなのが、キャブレターの過度なオーバーフローによりガソリンがエンジン内へ浸入。
その結果、エンジンオイル量が半端ない! なんて事もありますが、さすがキャブよりも下に燃料タンクが装着されているゴールドウィング!
エンジンオイル、クーラント共に適量でした。

プレートを外した時点でスロットルバルブが多少の抵抗はあるも、指の力で押し上げる事ができ、スプリングの力でゆっくり戻る事は確認済みなので、いよいよミニ容器をキャブの燃料配管に繋げガソリンを投入!
どこからかじわじわと滲んで来てはいますが、オーバーフロー用チューブからでは無い事を確認し、セルモーター駆動!

キャブの上に装着されていたプレートが加速ポンプともう一つ、チョークレバーを可動させるリンケージが組み合わされていたので、プレートが無い今はマイナスドライバーで頭を引っ張るという人力チョークを採用(笑)

残念ながら2つある内の1つが完全固着していたので、少しだけ不安はありましたが、一時の寒さを脱している今なら多分大丈夫だろうと判断し、アクセルオフで1つのチョークだけ目一杯引っ張った状態で1~2秒ほどON&OFFを数回繰り返しながら、容器のガソリン量が安定したところで、セルスイッチ全開(笑)

5秒も経たない内にマフラーからボッボッボッと排気音が聞こえて来ました!
一度、セルモーターを回すのを止め、ガソリンを多めに注入。
かつみんがチョークレバーをしっかり引っ張り上げている事を確認し再びスイッチON!

ウォーーとキャブレターから吸気音が聞こえた瞬間、マイナスドライバーの先からチョークレバーの頭が外れ沈黙・・・(笑)
エンジンが掛かる条件が整ったと確信しながら再びチョークを引っ張りスイッチONした瞬間、大きな吸気音と共にエンジンが始動!

チョークを引っ張っててもらいながらアクセル操作をスタート。
エンジンが暖まるにつれ段々とアクセル操作にエンジン回転が反応する様になったところで、チョークをゆっくり閉じていきます。
この間、何度かエンストしましたが再始動は容易でしたので、スロー系統に若干の詰まりがあるかもと判断し、モチュールのフューエルクリーンを準備。

3000回転と少し高めの回転数を維持しながら、少しづつフューエルクリーンを注入。チョーク操作から解放されたかつみんが撮影した映像がこちら!

https://youtu.be/5oxsvlBhJPs


やりましたね!
とりあえずエンジンは掛かりました。
何となくトラックっぽいエンジン音に聞こえるのは大丈夫なのか?(笑)
そんな事を思いながらエンジンが十分暖まったところでエンジン停止。


いち早くやりたかったオイル交換を実施。
これでようやく肩の荷が1つ下りました(笑)


まだ、かつみんが居ない頃、備前さんに依頼されたホンダCBX1000の不動修理⁉
片手だけでは外せそうも無い6連キャブを復活させたモチュールのフューエルクリーン!
そんな成功体験のお陰で、若い頃の様な先ずはキャブを分解ではなく、先ずはフューエルクリーンを試すようになって10年近く経ちます。

ISC一体型スロットルボデー装着の新規格ワークス「HA22S」。
スズキの後藤さんから買取した時は、アイドリング出来ない子だったのですが、フューエルタンクにフューエルクリーン5本目を入れる頃には、噓みたいにアイドリングが復活!

エンジンブローの原因だったニッサンフィガロのインジェクター詰まりもフューエルクリーンをひたすら循環噴射させている内に、キレイに噴射する様に。
ポンプが復活する事は無かったですがアルトのインジェクターは、相当数やりましたよ!

先日、復活したヤマハのRZRも最終的にはO/Hしましたが、最初はフューエルクリーンでした。
キャブレターもインジェクターもお構い無しなイメージでしたが、実は4輪用と2輪用が存在していまして、配合は同じだと担当さんは話していましたが、4W用は無色透明で2W用は緑色なのです。

隼の時に4W用を使用したのですが、何となく2W用の方が強いのではと思う位、ハヤブサ対フューエルクリーンは圧倒的にハヤブサの勝利だった事もあり、今はクルマでもバイクでも2W用のフューエルクリーンモトを使用しています。

ちんたらと薄めて使用しているよりもアイドリングが不安定になるくらい原液に近いほど効果があると自負しているので、ミニ容器へフューエルクリーンを注入し続けていたら、エンストしてしまうほど、ほぼ原液状態に(笑)

しばらくアクセルから手が離せない状況を作り出した甲斐があり、1本使い切る頃には1000回転ちょっとでアイドリングが可能に!

その時の映像です。
https://youtu.be/U5TST4yNBHM


この状態で滲み出ている箇所を発見すべく、右側のサイドカウルに装着されていた純正のスイッチ「何か未確認でした」に関わっていると思われるキャブレター配管。

4本全て外しました。


緑色のソレノイドバルブに導かれています。
これで本日のキャブレターは終了。


ここからは見ない方が良かったフューエルタンクを外していきます。
恐ろしいほど写真が残されていないのは、せめてもの救いです(笑)


タンクを外す際に邪魔になりそうなモノは全て撤去しました。
念のためカプラ位置は記録しておきます。


バルブコントローラだと思っていたらバルブアッシーでした。
全然違うじゃん(笑)


サイドカー取り付けステーが邪魔過ぎてヤバかったです。


何とかタンクは取り出せましたが、残されたフレーム回りは大惨事です(笑)
今回は「はなさかじい」で行こうと思います。

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