施工事例

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2024.06.14

進化を続けるヤシマ号

エナペタルさんのダートラショック

先日のスポーツランド信州で完全に火が点いちゃいました!
エンジンガードを擦りまくっていた事も理由の1つですが、
一番は恐怖心を克服して、思いっきり走ってみたいと感じたから。
後は、今後製作するであろうダートラ号の足回りも兼ねているため、辛うじて仕事の一環となっております(笑)

打ち合わせで、結構な悪路である信州でも道を選ばずにガンガン走りたい事と、ワゴンR用やローダウンスプリング等、純正形状バネを調整出来る様にして欲しいと、2点要望を伝えたところ、アブソーバとドライブシャフト間の寸法を聞かれる位、とにかくストロークを確保する事を重視して作ってくれるとの事でした。







予定より早めに到着したアブソーバにはビルシュタインのロゴが⁉
減衰の調整等、エナペタル独自の部品が組み込まれるとビルシュタインのロゴは無くなるみたいです。ストローク量を15mmほど奪ってしまう減衰調整機構は、今回の依頼には不適合のため付いていません。





開けてビックリだったのがバイクの正立フォークの様なインナーチューブの存在!
不思議と倒立タイプと呼ぶらしいですが、どう見てもバイクの正立フォークです。




そして純正形状のスプリングを調整するためのアダプター。
これのお陰でリヤの車高を上げる事が出来る様になりました。
いずれ直巻きのバネにも手を出す予定でいますが、先ずは純正形状でセッティングです。





純正とは比較にならないほど立派なリヤショックアブソーバ。
全長は純正同様なのでストローク量も同じです。




試乗を重ね色々が分かって来たらECサイトでの販売も予定しています。





発注時の型式が刻まれたラベルが所有感も増大させます。





いよいよヤシマ号に装着していきます。








モーターランド野沢でも下りはエンジンガードを擦る時もあったのですが、基本的に平坦な道が大半だったので十分妥協出来るレベルでしたが、ほぼほぼ下り一辺倒のスポーツランド信州ではさすがに無理だったスズスポのストリートショック。
長い間、本当にお世話になりました!




若干、位置がズレていますが、明らかに純正よりも長いアブソーバ。
下の取り付け部よりも更に下まで延びたケースからも、ストローク量を確保するための努力が成されています。




純正のスプリング装着イメージ。




尋常でない太さのインナーロッド「パイプ」。
採用された最大の理由は剛性力の向上。ダートラならではの仕様です。





スズスポも太いですが、更に太いリヤショック。








とりあえずスズキスポーツのダウンサスで試乗開始。
どう変化していくのか楽しみです。

https://youtu.be/uRyk07f2yNU

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