施工事例

パイプからクーラントが漏れるとの事で相談を受けていました。
当然スズキは販売終了。中古品か何か方法があればとの事でしたので、お預かりするというよりは、部品を送る方向で考えていたのですが、発進時に異音がするとのお話を聞いた事で入庫確定。


異音のニュアンスが私の予想通りならヘッドガスケットが怪しかったから。
パイプから漏れない様に応急処置を施し試乗開始。
半年ぶりに乗ったフィーリングは、相変わらずこのワークスならではの楽しさを感じるモノでしたが、残念ながら発進時に聞こえて来た異音は私の予想通りでした。


https://youtu.be/6QtbKsyXZZY


ヒータコアから水が流れる様な音が聞こえるのは、エアーが混入しスムーズな流れの妨げになっているからです。エアー噛みしているとも言えますが同じ様な意味合いとして目詰まりしている症状でもあります。
流れる音が聞こえる様になるとヒータコア内が満水にならないので暖房がヌルく「冷たく」なるのも特徴です。


前回、ターボの冷却水路が目詰まりしていたので、今回はヘッドガスケット交換しながら未確認だったシリンダブロック内の詰まりの方も重点的に見ていきます。