施工事例

2025.06.24
2025 ダートラ
アルトくんたち

100馬力は軽く出ているであろうH系中期型のワークスRです。
今回も撮影はたくみんです。
バルブ交換とショック交換をギリギリで済ませたH系前期型のワークスR。
前より低速域のトルクが増えたとお客さまが言っていたので、バルブクリアランスをしっかり取り直しておきたいですね!
新調したエナペタルの調子を見たかったので試乗しましたが、間違いなくヤシマの倍は速いです(笑)
H系のワークスRは前期/中期/後期と3種類存在。
前期のみに採用されているショートコンロッド仕様のK6Aは一体どれだけのブーストアップを視野に入れていたのでしょうか?
おー来ましたねジムニーちゃん(笑)
誰よりも早く野沢に到着し、誰よりも早くコースに飛び出したジムニーちゃんが何よりも遅かった(笑)
ATジムニーなので仕方がないのですが、ヤシマでさえ起った横転挙動もなく、1日楽しく走れたので良しとしましょう。
共に走ったヤリスくんたちと同じ88Rを履くジムニーがATだと知り、あれうちの製品だよとヤリスで来ていたアイシンさんに言われたらしい(笑)
カムシャフトも前期/中期/後期で違うらしいワークスR。
1つ言える事は、乗り易い方向に熟成されて行ったと言うこと。
ブースト圧力を高めるために圧縮比を落としてある前期型が一番尖がっているのは間違いありません(笑)
再び登場のジムニーちゃん(笑)
エアコンONのまま快適に1日を過ごせたのはさすがの一言。
速く走るコトが全てではない事を体現しているジムニーちゃんは、そういう意味でも無敵なのかも知れません(笑)
C系も含めワークスRと言えばクロスミッション!
力を奪われる悪路でもクロスレシオのお陰でグングン加速します。
こういうところを走るために生まれたと感じる瞬間です。
C系の頃は2速が1速に近かったのですが、H系となり2速は3速へ近づく事に。
最終型は4速も3速へ近づく事に。
残念ながら販売終了しているので新たに作る事は叶いませんが、ヤシマの4速は最終型のワークスR用が組み込まれています。
ヤシマと言っても元々はSR-FOURのために作ったミッション。
当時、ワークスRでラリー参戦していた、ある山の主よりも速いタイムを叩き出したセルボちゃん用のミッションが、よりヤシマを楽しませてくれているのは間違いありません。
来ましたキャリィ!
ヤリスくんたちにコース整備車だと間違えられますよ(笑)
なんて話していたのですが、あの音とクイックレスポンスなハンドリングを追究した結果のあの動き、何より荷室に設置されたロールゲージを見れば一目瞭然でした(笑)
もう二度と乗る事は無いと言い切れる乗り心地。
それは例えるなら交通事故に遭ったかの様な衝撃。
数日続く気持ちの悪さは、まさに事故の後遺障害レベルです(笑)
連チャンでキャリィでした(笑)
「走るとは耐え忍ぶ事なり」
もはや悟りを開いた修行僧の発言(笑)
速く走る「勝負に勝つ」という意味ではあながち間違いではありませんが、あのキャリィの乗り心地だけは我慢出来ません(笑)
久しぶりのかつみん号です。
滑って木にぶつかるという大失態から奇跡の復活(笑)
ボデーが直った後もオイルやクーラントが漏れ、放置期間の長さからキャリパーも固着し再起不能に・・・
本当によく復活出来たものです。
ダートラ会場に持ち込めば楽しくて仕方がないワークスRですが、開拓性能も要求される雪山ではストレスの連続です(笑)
1速が1.5速位の感覚なので仕方がないのですが、ゆっくり極低速で走行した方が速い雪道なんてもう最悪(笑)
ゆっくり走る事が出来ないクルマ、それがワークスRです。
フロントは良いけどリヤがもう少し粘った方がイイ!
ドリフト大会に参戦しているショータくんの新調したエナペタルへの意見です。
「リヤを制するモノがアルトを制す」
基本的にエナペタルはショックアブソーバのみの提供なので、組み合わさるスプリングはこちらで選択しなければなりません。
もちろん担当してくれている方からのアドバイスを前提として、スプリングを選択しているので、直巻きが装着出来る様になるフロントは概ね仕様が確定するのですが、リヤはヤシマの様に直巻き化させないと選択の余地がない。
意外と時間が掛かる作業なので今回は装着されていた純正形状で若干ローダウン化されたスプリングを再使用。
純正よりもアップされているであろうバネレートと、減ってしまっているストローク量、そして私がいまだに感じているエナペタルの基本設定の硬さから、「粘り」が足りないという指摘を受けたと判断しているので、そういう意味ではヤシマのリヤを再調整しようと考えている私の方向性は、あながち間違いではないわけで・・・
根本的なストローク量不足を担当の方から指摘されているアルトのリヤショック。
抜本的な見直しに着手する前にやれるコトやっておく必要があるのですが、もう少し林道を走り込んでからにします。
ショックと言えば、いよいよグラベル用ではなくターマック用のショック製作の仕事がやって来そうです!
一般道はサーキットではないのでショートストローク化されたショック+高バネレートでは乗り心地が最悪なのも仕方ありません。
だけどターマック用のラリーショックならどうでしょうか?
組み合わさるバネとバネレートがどんなモノなのか興味津々です(笑)
これだけ写真があるのに、ヤシマちゃんとケンちゃんのワークスRが一台も無い・・・
ケンちゃんはたくみんが走り出した午後からの参加なので仕方がないですが、ヤシマは朝から居たのに・・・
って、そうか喜んでジムニーちゃんばかり乗っていたからだ!
だってジムニーちゃんの方が涼しくて快適だったから(笑)
途中から走り出したたくみん。
かつみんの息子っちなんだけど、僅か数年でここまで上手に走れる様になるんだと感心するレベルです。どうやらタイム計測したら父ちゃんよりも速かったみたい(笑)
タイムを出す走りって一見大人しい感じに見えます。
アクセルを開けてイイところと我慢しなければならないところが存在しているからなのですが、ここで大切なのは何を求めてダートラ会場に来ているのか?
そこが大きな分岐点になっているのは間違いありません。
よく見たらかつみん4連チャンだったみたい。
かつみんもツボにハマるとメッチャ速いです!
いつかの信州、恐ろしいほど速かったもん。
だけどダメな時は全然ダメ(笑)
間違いなく彼も気分で乗るタイプです。
今回は3人のお客さまが初ダートラでした。
三者三様って言葉がピッタリな位、それぞれ楽しみ方が違うと言う話をしていたら、そもそも私達が十人十色だと言う意見が。
楽しみ方が違えば当然、走らせ方も違ったモノに。
その結果、誰一人として同じ走行ラインで走っていないと言う事実が発覚(笑)
サーキットも走るお客さまに言わせるとあり得ないコトらしいです(笑)
まぁ今は多様性の時代なのでセオリー通りでなくても全然良いと思います。
周りに迷惑さえ掛けなければ。
私の中での野沢は外周をグルっと1周し速度を上乗せした状態でやって来る右コーナーをアクセル全開で駆け抜けるコトと、ジャンピングスポットを登りも下りもアクセル全開で駆け抜けるコト、そして縦横無尽に走り回るコトの3点に趣きを置いてるので、これを並んで待っている人たちが居る時にやれば、ただの迷惑でしかありません。
なので今回で言うならヤリスくん達が並んでいない時を見計らって楽しむ訳ですが、そこにタイムの概念は一切ありません。
あるとすれば「思いっきり走りたい」という欲求を満たしたいだけです。
私達+初めて出会う方達と走行会が当たり前なのですが、大体午前中いっぱい、遅くとも15時前にはコース上に私達しかいない状況になります。
しかし今回は終了時刻の16時まで走り続けるヤリスくんの姿がありました。
いやぁさすがプロの仕事です。
そんなプロ集団の中、デビューしたのが赤いセルボモード!
日常の足にも使っているので無理は出来ないと言いながら、かなりのペースで激走を繰り返したお客さま。
次の信州もお待ちしております(笑)
アルトくん最後の1枚です。
別枠でヤリスくんたちを作る予定でしたが、このまましらっと変態Tシャツの後に紹介していきます。
お客さまがプレゼントしてくれた変態Tシャツ(笑)
どうやら私たちは変態というくくりらしいです。
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