施工事例

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2025.05.03

モトアワークスのジムニー

リベンジと進化⁉

5/3
ダートラ走行会前日、深夜まで作業するも交換出来ず。
連休に突入し時間が出来たのでオイルクーラーG/Kを交換していきます。





前回はリフトアップせずに作業していたので、確実に嫌な気分になるクーラントまみれを回避すべくホースを外さずにやった結果が惨敗・・・
今回はリフトアップし最初にホースを外してクーラントを抜く作業から開始。
クーラントが出て来そうなパイプにフタをして万全の態勢で臨みました。

前回、諦めた理由の1つオイルクーラー固定用の大きなボルトを抜く事が出来なかったのですが、ウォータホースを外した事で、何ならボックスソケットまで入る様に!
やはり順序が大切です。




ボルト用のOリングも交換。




オイルクーラのパッキンも無事に交換する事が出来ました。
漏れの方も完全に沈黙。
ようやく駐車場を汚さないジムニーとなりました。


そしてもう一つ。
この手のエンジンのお約束であるプラグホールにオイルが溜まっちゃうやつも直して行きます。





こんな状態でも調子良いのだから面白いモノです。


燃費等に多少の影響がありそうなので、お客さまに進める事はありませんが、最新のルテニウム1本分で3本購入出来てしまいそうなコストパフォーマンスも然ることながら、メーカー出荷状態で時速300㌔超えを達成した初期型ハヤブサに採用されたプラグが何と写真同様、ただのレジスタープラグ・・・
もちろん燃焼状態まで完全に把握して作られているであろう最新のエンジンに装着する気にはなりませんが、少なくともインジェクターが霧噴射ではない時代に作られたK6Aまでなら問題無いというのが私の見解です。
ちなみにシングルカムのF6Aは標準でレジスタープラグです。しかもBPサイズなので1本500円程度。
燃焼室の形状もツインカムに比べれば歪。
中心にプラグが装着されるツインカムと違い、横方向からプラグが装着されているので歪なのも仕方がないのですが、それでも当時はその形がベストだったはず。
さらにF6Aは同期噴射なので点火していない気筒にも燃料を噴射してしまっていた訳で、現代の最新から見ればもはや暴挙と言えるほどの行いです(笑)
そういう意味で言えばダートラの聖地である丸和が今の時代に合わせて変化しましたが、私達が好んで使用しているスポーツランド信州は暴挙的な路面の悪さ(笑)
アルトの楽しさと信州の楽しさってそういう一面もあるのかも知れません。



プラグホールのパッキンはパキパキでした。


オイル交換が疎かであったことが明白な汚れっぷりです。
それでも普通?に走れてしまう耐久性能の高さは本当に凄い事です。
これでオイル漏れの心配はしばらく無さそう。
短めのオイル交換をしばらく繰り返しエンジン内の汚れを取りつつ、様子を見て行きます。



フロントの左ブレーキが若干固着気味だったのでピストンとスライド部を給油。
こちらも様子を見ます。


最後は15インチ化したジムニーの姿。
185/60R15とタイヤが小さめなので見た目に違和感がありますが(笑)
185であればオフセット22は問題無さそうです。
インチダウンと扁平タイヤの恩恵は加速力の増加とコーナリング。
これならグイグイと悪路を走れそうですが先ずはロードで試乗を重ねます。













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