施工事例

ATの車をMTに変更する際、見落としがちなのはリヤのファイナルギヤ。
一度でも経験すると二度とやるまいと思うほどのロックが待っています。

通常、MT化する時はRS/RやRS/Z等に採用されているファイナルギヤか、
ワークスＲ等に採用されているファイナルギヤのどちらかです。

通勤など一般道はもちろん、高速道路を多用する方なら間違いなく前者ですが、
ダートラや油道など、駆動力が伝わりづらい道をメインに考えるなら後者です。

今回はダートラも視野に入っているので後者を選択したいところですが、普段の足としての使用が圧倒的に多いので前者のファイナルギヤをベースに変更していきたいと思います。





昔、補修した部分が腐食し顔を出していました。



表紙のファイナルはRS/R系なので若干歯数の多いファイナルギヤをNAのATに使用していた事が分かります。

冒頭で通常は2種類のファイナルギヤを使用すると書きましたが、もしフロントのファイナルギヤがAT/MT共通であれば、この41枚歯のファイナル。
つまりRS/RとワークスRの中間のフィーリングを味わえるMT車が誕生するわけです。