施工事例

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2024.09.13

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4-4 12ヶ月点検

試乗した感じは良さそうでしたが、下回りを中心に点検していきます。





ドライブシャフトブーツの劣化が始まっているので交換予定です。










H系の最終辺りで採用されたマフラーアーシング。
純正採用の真意は不明ですが、原子レベルでスムーズに排気ガスが流れる様になると聞いたことがあります。



フォグランプスイッチオンでウィンカーが点灯する右のフォグランプユニット。
他にも面白い現象が起きているので要修理箇所です。
「お客さまからも指示がありました」





スタビライザの割ピンが左右とも欠品。
ロアアームのボールジョイントも左右ガタがありました。

右のフォグランプユニットの違和感とロアアームのガタは動画もあります。

https://youtu.be/OfDmQpPUeQw


ロアアームは交換予定です。





ステアリングラックブーツ。
右は交換予定、左は交換してありました。



クラッチワイヤー。
踏んだ感じも違和感が無かったので整えて給油する位で大丈夫な雰囲気です。






バッランプ点灯せず。
ナンバー灯は点灯しますが、取り付けが逆の様な感じがします。
一度バンパを外して確認です。







ラテラルロッド。
調整するネジが緩んでいたので、位置を確認して増し締め。
両端にサビが目立つので一度外して点検し給油予定。





信じれれない位、キレイなサイドメンバー。
塩カルを撒かない地域で走っていた証です。



使用されているホースがATホースの様に見えますが、当時はこんな感じだった様な記憶もあります。

フューエルポンプを見たいので一度タンクは外す予定。
その際に劣化を感じれば交換します。



ストロボか何かフォグランプユニットに埋め込まれていました、
それ用のハーネスが追加されています。
使用しない様なら外す予定です。










試乗した感じが良好だったのでO/Hしたと思われるフロントブレーキ。
パッドも交換したばかりの残量です。




ブーツが切れている訳ではないのにガタが発生しているので、切れて交換するまでの期間が長すぎた可能性が高いです。





キャップに変形が見られるので要交換部品です。











ベアリングは要点検です。





当たっていない部分のサビ度合いが少ないです。
この辺りも塩カル地域では無い車の特権です。



リーディング側「左側」は交換してある感じです。古いクルマなので右側も剥離防止の観点から交換予定です。





試乗した感じからも問題無いと思っていましたが、実際に見ても問題無さそうなホイールシリンダですが、O/Hしていない感がある様ならカップKITを用いてO/H予定です。











右側はトレーリング側「左側」を交換した感じです。
リーディング側のシューも厚みが十分なので、左側と同時期に交換してあるかも知れません。
そうなると4枚同時に交換した可能性も出て来ましたが、シューが貼り付いている部品を見る限り、同時期に交換したにしては色艶が違うので判断が難しいところです。

古くなると剥離する可能性が高いので、今一度見極めたいと思いますが、スプリング等のサビも無く非常にキレイな状態である事は間違いありません。









最後はショックアブソーバ。
ダイヤルからスズキスポーツなのは間違いですが、スポーツコンフォートとも違う青色。
もしかしたら当時モノかも知れません。

試乗した感じでは、困るほど抜けていなかったので、ご要望が無い限りはこの足でも良いと思っています。


続く

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